ひとに踏まれないように、落とし主が探しやすいようにフェンスや木などに落し物を引っ掛けておいてあげる行為=「善意のはやにえ」。そこにはひとのやさしさともに、落し物の形状、質感および落とされた周辺環境などの条件から、いかに目立ち、いかに落ちないかを短時間に考え出した行為者=「モッズ」(本家モズになぞらえて)の苦悩やひらめきそして善意の度合いが垣間見える。善意のはやにえはそんなものたちのフィールドワークである。
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ひとに踏まれないように、落とし主が探しやすいようにフェンスや木などに落し物を引っ掛けておいてあげる行為=「善意のはやにえ」。そこにはひとのやさしさともに、落し物の形状、質感および落とされた周辺環境などの条件から、いかに目立ち、いかに落ちないかを短時間に考え出した行為者=「モッズ...
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神戸新聞にて「善意のはやにえ」が取り上げられました。 吉永が善意のはやにえに興味を持ったきっかけ、何が面白いのか、鑑賞ポイントなど丁寧に取材していただきました。どうぞご覧ください。 落とし物、安全で目立つ場所に… それは「善意のはやにえ」です 大阪の男性、厳選の写真40点、伊丹で...
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[寸評] 袋に入れてはやにえ。雨で濡れないようにとひと手間掛けた気遣いに感心するが、落とし主が手袋に気がつかないおそれもある。雨に濡れないことを選ぶか、視認性を高めるか。雨が降る日のはやにえとしては悩ましいところである。